前期破水
陣痛が起こる前に破水してしまう事を前期破水と言います。
妊娠中どの時期でも前期破水が起こる場合があり確率は5%~10%です。細菌が膣から子宮に侵入して赤ちゃんにも感染してしまうリスクが高いので注意が必要な状態です。
破水とは
子宮の内圧と赤ちゃんの頭に押され卵膜が破れ羊水が外に出てくることをいいます。多くの場合は陣痛が来てから破水をします。破水することで陣痛が強まり分娩もどんどん進んでいきます。
前期破水の原因
赤ちゃんが包まれている羊膜が細菌に感染してしまい、もろくなったことで起こると言われています。羊水穿刺(ようすいせんし)など危険因子などが原因の場合もあります。
絨毛膜羊膜炎
細菌が膣から子宮に侵入して絨毛膜と羊膜に感染して起こります。
多胎妊娠
双子や三つ子の妊娠や羊水過多、逆子、子宮頚部円錐切除術などでも前期破水をすることもあります。
破水の症状と見分け方
色が透明か?出血があると薄いピンク色になる場合もある
羊水自体は透明です。出血をしている場合はピンク色になるときもあります。
水っぽい
おりものの場合は粘りがありますが羊水はサラサラとしています。
特有のにおいがする
生臭い臭いがします。無臭の場合もあります。
尿漏れのときのアンモニアの臭いはしない
尿漏れかな?と感じる場合もありますが尿漏れしたときのアンモニア臭は破水の時はしません。
流れる量が多いとは限らない
高位破水をした場合は羊水がチョロチョロ出てきてしまい尿漏れと勘違いをしやすいですが破水した場合は意識しても羊水を止めることが出来ず流れ続けます。
音がする場合も
パチンと弾けるような音がしたり衝撃を受けたりする場合があります。
破水をしてしまったらやるこ
破水をしてしまったら必ずかかりつけの産院へ電話をしてください。清潔なナプキンをして産院へ向かってください。入浴やシャワーは感染する可能性があるので止めてください。
参考
http://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/155" target="_blank">【医師監修】早期破水・前期破水の違いとは? 破水の原因と症状 | マイナビウーマン子育て